歌合。(自分なりの考察)

謎のPVが公開されて。
刀ミュ界隈が大変騒然としていて。
自分も何だ、このPV？
ってなったんですけど。
和歌や短歌、古事記位の古さの。
言葉の羅列に近いなぁ、と思いつつ。
いろはにほへと、みたいなのです。
神様の名前が入っていることには気づいて。
けれど、もしもこれが全部神様の名前なら。
少し文字数というか。並びが違う。
“お”は“を”であるべきかな、とか。色々。
ただ、まあそこを取っ払えば。
参考文献『「作品」として読む古事記講義』山田永/著
一番引っ張り出しやすい位置にあった本なので参考にします。
十拳の剣を抜いてカグツチ(イザナミの死因)を切った。
そして生まれた神様の名前が。
いはさく、ねさく、いはつつのを
みかはやひ、ひはやひ、たけみかづちのを
くらおかみ、くらみつは
の順番ですね。全ての神様にこの後“神”がつきます。
ここまでを見ると文字数足りない？とも思いますし。
ただ、“いはさく”より“くらみつは”は御刀(みはかし)
(十拳の剣のこと)に因りて生める神、とあるんですよね。
刀より生まれた神、しかもカグツチを切った血から、です。
上から順に、刀の前(さき)、刀の本(もと)、刀の手上(たかみ)(柄)
についた血から、三柱、三柱、二柱、ですね。
殊にタケミカヅチノヲに関しては雷の神で刀の神とも。
神生みは国生みの後ですから、刀の登場も後になる。
はずなんですが、神を生んでる段階で刀は出てくるんだな。
う～ん。気にして読んでなかったな。
火の神を切って生まれた神々八柱。
全て刀に関連し、かつ血にも関連する。
となると、何だか意味深だし…………
十拳の剣も長い剣、っていう意味だから。
正確に言うと刀(日本刀)ではないんですよね。
いわゆる両刃の剣だと思うんですよ。
だめだ！これ以上の考察は資料が多分足りない！！
昔、箸で悩んでましたからね。
何で、スサノオがイナダヒメと会うのに箸が？
しかも一膳で？ってなって、箸のこと調べたんですよ。
そしたら、古代の箸は上がつながってたらしくて。
そりゃ一膳で流れてくるわ！ばらばらにならないわ！
って、納得した。そういう今とは違う形状。
とかが関わってくるとちょっともう無理～
あ、蛇足でくらおかみは貴船神社の神様です。